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ペアトレード考察
順張りか逆張りかの問題
サヤ取りにも順張りか逆張りかという問題がある。
サヤ取りの順バリの仕掛けとは、サヤの縮小途中にさらに縮小を狙う(拡大途中ならばさらに拡大を狙う)こと。
逆バリとは、縮小途中に拡大方向を狙う、もしくはサヤが拡大しているときに縮小を狙う仕掛けのことです。
サヤ取りの醍醐味としては逆張りだろうと思う。
順張りだと、リスク管理の観点からロスカットをどの時点で行うのかが難しいと個人的には感じる。
株式サヤ取りはリスク前提
株式のサヤ取りはリスク前提であることを念頭に置かなければならない。
サヤ取りでは、まず過去において似た動きをしていた2銘柄の株式を特定します。
銘柄間の適正な関係は価格差の平均で測ることができるので、ペア・トレードは、推定された相関と、価格差が過去の平均的な水準に収束するという仮定に依存しています。
重要なのは、そうした収束を保証する構造的な関係があるわけではないし、収束にどれぐらいの時間がかかるかを示す確定的なモデルがあるわけでもありません。
挙動・相関に基づく収束過程を利用する取引戦略も一般には裁定と呼ばれていますが、真の意味での裁定ではなく、少なからずリスクがあります。
サヤが動かない場合の対処
仕掛けたあとに、一番困ってしまうのがサヤが動かないとき。
いわゆる、それまではきれいな周期だったサヤが、突然どちらにも大きく動かなくなり、小動きで同じ水準でとどまるようになってしまった場合。
これは、信用取引の貸し株料ばかりかかってしまうので、見切りをつけて玉を切ってしまったほうがよい。
見切りが早いのも手数料の丸損ということになるので、その辺りの調整はあらかじめ設定しておくべきです。
トータル損益で見る
サヤ取りという手法における勝率は、片バリの様々な手法よりも高いかもしれませんが、サヤ取りも相場を相手にするかぎり、必ずリスクがつきまとう。
高い勝率 = 高い利益率にはならない。
これは、ある程度相場をかじってきた人ならば、ごくあたりまえのこととして理解できることです。
たとえ9勝1敗であっても、損小利大になっていなければ、年間トータルで損益がマイナスになることもあり得るし、逆に損切りがうまければ、たとえ3勝7敗であっても、年間トータルでプラスにすることは可能。
個々のトレードに一喜一憂するのではなく、トータルで損益を考えたい。
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